耳鳴りに整体は効果あり！？原因は耳ではなく体の中にある自律神経かも！

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• 突発性難聴やメニエールなどめまいが起こるとされている病名はいくつもありますが、病院へ行って検査をしても異常が認められないなんて話をよく聞きます。

「ストレスのためすぎだね」とか「年のせいだから誰でもなるよ」なんて言われる方も多いようです。

そのせいか一般的な対処法としては血流を良くする薬や筋肉を緩める薬、あげくには安定剤なんかの薬物療法が主になる訳ですが、一時的な症状の緩和はできても根本的に解決できるわけではありません。

根本的な解決方法を知るためここではまず、音の聞こえる仕組みと耳鳴りについてお話ししましょう。

みなさん知っての通り、音というのは空気の振動で起こります。

音が耳に入ると鼓膜が振動し、その振動が蝸牛という器官へ伝わり蝸牛の有毛細胞がその振動を電気信号へと変換させ脳まで伝えるのです。

しかしなんらかの理由により音を電気信号として脳へ伝えられなくなることを「難聴」といいます。

そうすると、耳から脳へ伝わるはずの電気信号が少なくなるので、脳は音の感度を無理矢理上げようとします。

その結果、本来感じることのないような音を電気信号として変換し、脳へ送ってしまうため耳鳴りが現れます。

つまり耳鳴りとは、機能の低下を補うための脳（神経）の過剰な反応なのです。

ここで大事なのは、薬で一時的に体を変えるのではなく電気信号を脳へ伝えるのを邪魔する原因を取り除くことになります。

ひとつは背骨、特に頚椎の歪みをしっかり改善することです。

上部頚椎からは副交感神経、下部頚椎からは交感神経が出ています。

しかし首の歪みにより物理的な刺激が加わると正常に働かまず、内耳や脳、神経へ悪影響が出てしまいます。

もうひとつは顎関節です。

下顎の骨は内耳の収まる側頭骨と繋がっており、歪みにより正常な動きが出ないと咀嚼筋などの顎関節周辺の筋肉が過緊張を起こします。

すると耳周りの血流の低下により左右の聴力差や難聴、耳鳴りの原因となることが考えられます。

背骨、体の歪みは物理的なストレスだけでなく、自律神経の乱れを引き起こし様々な症状の原因になります。

耳鳴りもそのひとつですが、頭痛や不眠、めまい、肩こり、朝起きられないなどの症状を引き起こす場合もあり、早めの対処をおすすめします。