跳ぶ・走ると膝が痛い!膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)の改善には膝と身体の正しい動きを取り戻すことが大切です。

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跳ぶ・走ると膝が痛い!膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)の改善には膝と身体の正しい動きを取り戻すことが大切です。

膝の痛み,スポーツ障害,各症状について

2019/07/25 跳ぶ・走ると膝が痛い!膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)の改善には膝と身体の正しい動きを取り戻すことが大切です。

 

スポーツに走る・跳ぶといった動作は基本的なものですが、

 

そういった動きをすると膝に痛みが走るものの代表的なスポーツ障害が膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)です。

 

最初は運動後やウォーミングアップの時に少し痛む程度ですが、

 

だんだんと運動中に痛みが出るようになり、

 

ひどくなると走る・跳ぶ・しゃがむといったことが困難になります。

 

うつ伏せで寝て膝を曲げるとお尻が上がる尻上がりテストが陽性となることが多いのも特徴です。

 

膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)は主に膝のお皿の上を走行する膝蓋靭帯に、

 

大腿四頭筋をはじめとする膝伸展機構への繰り返しのストレスがかかり微細断裂を繰り返すことにより起こります。

 

損傷を繰り返すと靭帯が変性し、

 

腱断裂を起こすこともあるため、

 

早期の治療が重要です。

 

好発部位は膝の

 

①お皿の骨の下端部、

 

②脛の骨の膝関節を作る最上部である脛骨粗面部、

 

③お皿の骨の上端部です。

 

 

これは多くのスポーツ障害に言えることですが、

 

どこかを痛めるということはその部分に繰り返しのストレスがかかっているということになります。

 

単なる使いすぎであれば休めば良くなります。

 

しかし、

 

スポーツを再開すると再度痛みが出るということは、

 

身体が正常な動きが出せず負担のかかる動きが染みついてしまっているということです。

 

その時にフォームが悪いからフォームを治そうとするのも必要かもしれませんが、

 

そもそも身体が崩れてしまうと正しいフォームでスポーツを行うことはできません。

 

正常な身体であれば正常な動きが出ますので、

 

正しいフォームでスポーツを行うことができます。

 

車もタイヤ同士をつなぐシャフトが曲がっていたり、

 

シャーシが捻じれていれば真っ直ぐは走りませんよね。

 

また、エンジンからの力を伝える歯車やベアリングなどが正しく動いてこそ快適に走ることができます。

 

身体も同じで、骨が正しい位置にあり、

 

神経から指令が伝わり筋肉や靭帯が正しく働くことで本来持っているパフォーマンスを発揮できます。

 

そのために必要なのが、

 

骨格のバランス異常と関節の動きを正常にし、

 

全身の運動連鎖を改善する。

 

ということになります。

 

膝蓋靭帯は大腿四頭筋とつながっているから太ももの筋肉の柔軟性が足りないから起こるんだ。

 

だからストレッチ!

 

という単純なものではなく、

 

なぜ大腿四頭筋の柔軟性が低下しているか?

 

その原因を取り除くことが根本的な解決策です。

 

フォームの見直しや休息も大切ですが、崩れた体を正しい状態にしてこそ、正しいフォームを取り戻せるのだと思います。

 

 

 

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