こんな方法はおすすめできない！プロが教える失敗しない産後の骨盤矯正の選び方とは？

 

一口に骨盤矯正といっても、様々な方法があります。

 

産後の骨盤矯正に限らない話ですが、効果がないからこんなところはやめておけ！と言う骨盤矯正の方法を掲載したいと思います。

 

①バキバキ・ボキボキ系の痛みをともなう強い刺激の骨盤矯正

 

産後に限らずですが、このような体に無理な負担のかかる矯正は必要ありません。

よっぽどの神業を持っている人は別ですが、逆に歪みを助長する可能性すらあります。

 

特に、足の長さだけを検査してボキボキするようなところは骨盤を矯正している、というパフォーマンスだけの治療院が多いと言えます。

 

②EMS（電気刺激によるトレーニング）を推してくる

 

「産後は筋肉が弱くなっているからインナーマッスルを鍛えないと骨盤が歪んだままになる、すぐ元に戻ってしまう、楽をしてやせる」という甘い言葉をかけてくるところは注意が必要です。

 

確かに筋肉を刺激するため筋疲労を感じますが、変化はその場だけで骨盤矯正や骨盤を閉める効果はありません。

 

また、腹直筋離開を悪化させる危険もあります。

 

③運動、体操（ストレッチ）をして体の動く範囲が増えたことに意識を向けさせる

 

骨盤が正しい位置に戻ることで体の動く範囲が増えたと言い張りますが、運動や体操後は可動域が増えることは当たり前です。

 

可動域が増えたからと言って、それだけでは本当に骨盤が正しい位置に戻っているかはわかりません。

 

④骨盤矯正と言いながらマッサージをしている

 

骨盤矯正ではなく癒しが目的で、特に専門的な知識のないまま軽い講習程度で実施しているエステやリラクゼーションに多いパターンです。

 

癒しの施術を求めているのならそれでいいと思いますが、残念ながら効果を実感することはありません。

 

また、骨盤矯正といって、ただ腸骨をゆすっているだけでは歪みは改善されません。

 

本当に骨盤を正しい位置に戻すには、問題のある腸骨と仙骨にたいしてアプローチする必要があります。

 

 

骨盤矯正を受けるならおすすめできないやり方を書いてみましたが、①～④を組み合わせた施術を行うところも存在するようです。

 

骨盤を矯正されている！という自己満足を満たすためには十分ですが、骨盤の歪みによって出ている症状は変化せず、根本的な改善にはならないため注意が必要です。

 

根本改善するためには、骨盤だけでなく全身を検査し、歪みを元から取り除く必要があります。

 

上記が思い当たる方、失敗したくない方、根本から改善したい方は一度ご相談ください。