椎間板ヘルニアで整体を受ける前に知っておくべき常識と非常識

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椎間板ヘルニアで整体を受ける前に知っておくべき常識と非常識

ぎっくり腰,腰痛,各症状について

2019/03/29 椎間板ヘルニアで整体を受ける前に知っておくべき常識と非常識

 

腰の激しい痛みや脚のしびれで一番に頭に浮かぶ病名が、腰椎椎間板ヘルニアではないでしょうか?

 

うちの患者さんにも腰椎椎間板ヘルニアと診断を受け、手術をせずに治したい!と来院される方が来られます。

 

この記事をご覧になっている方で、腰の痛みや脚のしびれにお悩みの方だったり、もしかするとすでに腰椎椎間板ヘルニアと診断された方もいるかもしれません。

 

しかし多くの方は軟骨が飛び出ている、飛び出た軟骨が神経に触れているから痛みやしびれが出ているという知識だけで椎間板ヘルニアになる原因を説明されることはありません。

 

椎間板ヘルニアの原理は、西洋医学では次のように説明されています。

 

脊柱は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨・尾骨から構成されており、それぞれの背骨と背骨の間には椎間板という軟骨が存在する。

 

椎間板は中心にある髄核と周りを覆う繊維輪から構成されており、力学的な負荷により繊維輪が破れることでゼリー状の髄核が飛び出し靭帯や背骨から出る神経を圧迫して炎症を起こし様々な痛みやしびれを引き起こす...。

 

病院での治療法として、患部に対してホットパックや電気治療、腰部の牽引やマッサージなどの理学療法、または痛み止めの注射や薬で神経を麻痺させるのが一般的です。

 

しかしこれらの理学療法では一時的に筋肉の緊張を緩めるため痛みの一時しのぎにはなるかもしれませんが、椎間板への力学的な負荷を取り除くことはできません。

 

また痛み止めで神経を麻痺させたところで痛みを発する原因そのものを治したわけではありません。

 

また、「飛び出した軟骨(ヘルニア)が神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす。そのため手術によりヘルニアを取り除けば痛みやしびれは改善する」というのが病院での一般的な説明です。

 

しかし手術を受けヘルニアを取り除いても、一部かもしれませんが痛みやしびれが改善せずにお悩みの方がいらっしゃいます。

 

せっかく手術を受けたのになんで...?とやりきれない気持ちになりますよね。

 

こんな方は、痛みやしびれの本当の原因がヘルニアではなかったということになります。

 

MRI検査では確かに椎間板ヘルニアは確認されていましたが、、実は腰痛や脚のしびれが出ていない方でもMRIを撮影すると椎間板ヘルニアが写っているケースも存在しており、これを踏まえて考えると椎間板ヘルニアと診断されても安易に手術を受けることに疑問が生じます。

 

では腰の痛みや脚のしびれの原因はどこにあるのでしょう?

 

人それぞれ違うのでひとまとめにはできませんが、椎間板ヘルニアによる神経の圧迫ではなく、背骨や骨盤の歪みによる神経の圧迫が出ているケースが多く存在します。

 

また、背骨の歪みにより筋肉が過緊張し、激しい痛みを引き起こしたり、感覚障害を伴わないしびれを引き起こすケースもあります。

 

背骨や骨盤が歪むと、歪みを補正して頭を水平に保つために背骨はどんどん傾いてしまいます。

 

すると最初はただ少し首や腰が痛い、肩コリ程度だったのが痛みがひどくなったり、別の場所に症状が出るようになります。

 

 

これらを根本から改善するには背骨や骨盤の歪みを改善することが必要です。

 

腰椎椎間板ヘルニアだけでなく、首や肩の痛み、腕のしびれ、腰痛、股関節症、膝痛など全てに言えることですが、症状は結果であり必ず原因があります。

 

しっかり原因を取り除くことが症状の根本改善につながっていきます。

 

あなたの背骨や骨盤は歪んでいませんか?

 

 

 

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