頚椎症と診断された腕のしびれが外側前腕皮神経の絞扼によって起こされていた可能性

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頚椎症と診断された腕のしびれが外側前腕皮神経の絞扼によって起こされていた可能性

治療に対する考察,首の痛み

2022/11/25 頚椎症と診断された腕のしびれが外側前腕皮神経の絞扼によって起こされていた可能性

患者さんは50代、男性

 

約一年前に右腕のしびれを訴え整形外科を受診し、頚椎症と診断を受ける。

その後半年リハビリを続けるも症状に変化なく当院へ来院。

しびれは右前腕の撓側に出ており、筋力低下はなし。

 

両前腕をさすると右前腕撓側は感覚が鈍いとのこと。

 

外側前腕皮神経の絞扼を疑いリリースし再度さすると感覚は鮮明になっているとのことだったので、自分でできるセルフケアを伝え終了。

 

1週間後再度来院。

前回施術後5日ほどでしびれは消えたとのこと。

前腕をさすっても感覚は鮮明。

 

外側前腕皮神経の絞扼では、筋力低下はなくしびれなどの感覚障害のみが現れる。

絞扼される場所として上腕筋・上腕二頭筋間が考えられる。

 

 

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