膝の痛み・股関節の痛みに背骨矯正・骨盤矯正が重要な訳とは？

 

もしかして自分の背骨・骨盤は歪んでいるかも．．．と気づいていても、背骨矯正や骨盤矯正は本当に体の歪みが良くなるのかな？と疑問に感じている方は多いようです。

 

それというのも、整骨院や整体院、カイロプラクティック、最近ではリラクゼーションサロンなんかでも、『骨盤矯正』や『姿勢矯正』を掲げていたりするので、どこに行けばいいかわからなくなっているのが一つの原因でしょう。

 

体の歪みを改善するとうたいながら、ただのマッサージやストレッチになっていたりするところが多いと感じています。

 

もちろん正しいことをしている同業の方もおられるのですが、ほとんどはリラクゼーションと変わらないサロンと化しているのが業界の現状です。

 

ですが膝の痛み、股関節の痛み、腰痛などに対して、姿勢や背骨、骨盤の歪みを良くすることで根本的な解決となるケースが多々存在します。

 

膝の痛みも股関節の痛みも腰痛も、その人によって様々な箇所の痛みがあります。

 

また痛みの出る動作も、歩行時や立ち上がった時、階段を上る時・下りる時、座った時など一人一人違います。

 

ですがそれらの方に共通して言えることは、痛みの出ている箇所に原因がないという事です。

 

なぜ痛みが出ているのかを突き詰めていくと、体のバランスの崩れや正常な動きが出ないことによる力学的なストレスが関節にかかっているからなのです。

 

たとえば、歪んだ家があるとします。

 

 

この家の窓やドアは、スムーズに開閉できるでしょうか？

 

おそらく、ひっかかったり、閉まりきらなかったりするでしょう。

 

では、修理はどこから行いますか？

 

窓ですか？ドアですか？

 

それとも歪んでいる家からですか？

 

もし、お金がかかるからといって、窓から修理したとすると、その時は開閉がスムーズになったとしても、家は歪んだままなので、年月が経てば、もっと家が歪んでくる可能性があります。

 

そうなれば、また窓は開閉しにくくなるでしょう。

 

ではまた同じように修理を繰り返していきますか？

 

やがて家は倒れてしまうかもしれません。

 

しかし、家の歪みから修理すると、窓やドアはスムーズに動くようになります。

 

家がまっすぐになると、いずれ歪むにしても、長い年月がかかるでしょう。

 

これを体に置き換えてみましょう。

 

体が歪んでくると、２０６個ある骨と骨の間（関節）がきしんできます。

 

その結果あちこちに負担がかかり、痛みやしびれ、筋肉の緊張、だるさなどが起こってきます。

 

その症状が窓やドアの不調にあたります。

 

その症状を止めるために、窓やドアを修理するように、マッサージや電気などをしたり、痛み止めを飲んだりすると、その時は楽になるかもしれません。

 

ですが、その状態を続けていくと、やがて家のように倒れて動けなくなるかもしれません。

 

しかしその症状の原因である、体の歪みを治すことによって症状は改善していきます。

 

しかし、家の修理をするように、新しい材木に交換することはできないため、変形してしまった骨をもとどおりにはできません。

 

ですが骨が変形した状態でも、その方にとって一番負担がかからない状態にすることができると、変形するスピードは格段に遅くなっていきます。

 

目先の症状である、股関節や膝の痛みにとらわれずに、原因から解決する方法をおこないましょう。